フリーランス協会福岡HUB内では、
「フリーランスの人から話を聞いて、不安を解消できるイベントをしたいよね~」という話が前々から挙がっていました。
あれから2カ月弱…。
ついに「フリーランスのための~ぶっちゃけ仕事づくりとリスク管理どうしてますか?」というタイトルでイベントを開催しちゃいました!
今回は山口県在住の元ホームレスライター「ツダケンゴ」が、イベントの模様をお伝えします!
そもそもどんなイベントだったの?
フリーランスで活躍している方から、仕事を上手に進めるコツや仕事のリスク管理などについて聞いちゃおうよ!というイベントでした。
当日行われた内容は、主に下記3つです。
①モデレーターと登壇者の「トークセッション形式」で、参加者から前もって寄せられた質問内容について答える
②ベネフィットプランについての説明
③参加者同士の懇親会
モデレーターは、福岡HUB副リーダーの「葛谷美里」さんと、
サーキュレーション九州支社長の「久良木太一」さん。
登壇者はフリーランス協会の代表理事「平田麻莉」さん(オンライン参加)と、
福岡HUBリーダーの「岩永真一」さんでした。
早速、どんな話題が挙がったのか見てみましょう~!
話題1.フリーランスって何?
フリーランス協会では「特定の組織・起業に専業しない対価を得る人」をフリーランスと認識(法人成りした人も含んでいます)。
しかし、最近ではフリーランスと経営者の境目があいまいになりつつあるので、そこまで気にする必要はなさそうです。
話題2.フリーランス活動で必要なスキル
必要なスキルは、主に2つあるとのこと。
1.専門スキル
専門スキルとは、対価を得るためのスキルを指します。ライターであれば「ライティングスキル」、システムエンジニアであれば「コンピュータ・プログラミングスキル」が必要といったイメージです。
専門学校やセミナーなどで専門スキルを身に着ける方もいます。
2.間接スキル
一方、間接スキルは対価を得るために使わないスキルのこと。「セルフプランニング・会計・法務・マーケティング」などが挙げられます。
なかでも、人を巻き込みながら仕事をするスキルは身に着けた方が良いとのことでした。
平田さん・岩永さんともに独立前から多くの人と関わっていたと話しており、一致団結して活動できるかもカギになるようです。
話題3.フリーランスで収入を上げるコツ
収入を上げるには、異なる仕事を掛け合わせることが大事。
「広報」×「ライター」、「広告業」×「講師」など、2つ以上の仕事を持つと収入アップにつながると話していました。
話題4.営業活動で大事なこと
営業活動では、自分の分身づくりが大事とのこと。
ブログやSNSで自分の分身を作ると、インターネット上で仕事を依頼してもらえる確率が上がるため、営業活動時間を短縮したい人・営業未経験者にピッタリ!
その他に、自分で仕事を立ち上げて営業活動するのも1つの手だそうです。
話題5.取引先との単価交渉
取引先と単価交渉する場合は「△△だから○○円欲しい」とロジック(これだけの単価が欲しい根拠)を説明すると、単価交渉もスムーズに進みます。取引先が納得する説明をできるかが大事です。
ただし仕事の実績がない場合は、取引先が相手にしてくれないことも…。その場合は、期間を決めて、案件を選ばずに片っ端から仕事をこなすのも一つの戦略です。
話題6.仕事上のトラブル
終盤で出た話題が仕事上のトラブルについてでした。著作権侵害や情報流出などで、クライアントから損害賠償請求されるケースもあるようです。トラブルが起こった結果、多額の損失を被ることも…。
そこで話題になったのが、フリーランス協会で運用している「ベネフィットプラン」についてでした。
ベネフィットプランの一番の特徴は、取引先に損害を与えた時に発生した費用を保険でカバーできる「賠償責任補償制度」が自動付帯してあることです。条件に当てはまれば、取引先への損害支払額を保険で全額カバーできます。
その他に、初回無料弁護士相談サービスや一般会員限定の所得補償保険(任意加入)、格安で利用できるコワーキングスペースも準備されており、フリーランスにおすすめのプランとのこと。
年会費も1万円ですので、1カ月あたり「約833.3円」で済みます。経済的に優しいプランだと言って良いかもしれませんね。
懇親会でも話は尽きず…!
トークセッション後の懇親会では、仕事の情報交換や悩みを打ち明けたりなど、いろいろな話題で会場内は大盛り上がり…!
私も普段聞くことがない話を聞けたので勉強になりました。
「フリーランス活動が上手くいっていない」
「フリーランスを目指しているけど不安がいっぱい」
と感じた時に相談できる相手を何人か作っておくと良いかもしれませんね。
今後も、イベントレポートをUPする予定ですのでお楽しみに!