プロフェッショナル&パラレルキャリア フリーランス協会

フリーランスのワーケーション実態調査~フリーランスがこれから実践したいワーケーションとは?~

5月8日より新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の感染症法上の位置づけが5類感染症となり、いよいよ物理的な移動を伴う活動を増やしていこうと思っている方も多いのではないでしょうか。

そこで、2023年2月に実施した「フリーランスのワーケーション実態調査」の結果を公表いたします。本調査は一般社団法人プロフェッショナル&パラレルキャリア・フリーランス協会が、静岡県伊豆エリアを拠点とする一般社団法人美しい伊豆創造センターに協力して実施したものです。

調査結果から、フリーランスのワーケーション意向はとても高く、ワーケーション先での消費が期待できることがわかりました。それに加えて、消費以外の方法でも地域課題を解決し得るスキルを持っている場合もあります。

地方自治体や経済界は、ワーケーションに訪れるフリーランスを単に観光資源の消費者としてだけではなく、ともに何かを生み出す協働パートナーとして捉えることで、地域にとってもフリーランスにとってもワーケーションの価値が何倍にもなるのではないでしょうか。

ぜひそのような視点でご一読いただければ幸いです。

今後のワーケーション実施意向度

今後のワーケーション実施意向は8割。ワーケーションを行ってみたいと思っている回答者が、非常に多いことがわかった。

図1 今後のワーケーション意向

ワーケーション場所のこれまでとこれから

ワーケーション経験者の【これまで行った場所】と、【これから行きたい場所】についてみると、コロナ禍で物理的な移動が制限されていた影響もあったためか、【これまで行った場所】では首都圏近郊が上位を占めていた。一方、【これから行きたい場所】には「北海道」「沖縄県」「海外」と、移動時間はかかるが非日常感を味わえる場所が上位を占めた。

図2 ワーケーションに行ったことがある場所とこれから行きたい場所

ワーケーション目的のこれまでとこれから

ワーケーション経験者の【これまでの目的】と、今後行いたい【これからの目的】についてみると、【これからの目的】では「その土地の美味しいものが食べたい」の割合が大きく増えていることがわかった。移動先での飲食については、コロナ禍で大きく制限がかかっており楽しむことが難しかったが、今後は地域での消費もしっかりと楽しみたいと考えていることがわかった。

図3 これまでのワーケーション目的とこれからの目的

末筆になりますが、確定申告前のお忙しい最中に、本調査にご協力いただいた回答者のみなさまへ、心から御礼を申し上げます。
みなさまのひとつひとつのお声が今後のフリーランスをめぐる環境整備に役立ちますので、引き続きご協力を頂けますと幸いです。

>今年のワーケーション、あなたならどこに行きたいですか?
伊豆半島に足を伸ばしてワーケーション、という際には今回の調査主体でもある美伊豆さんのページで名所や宿泊施設などチェックくださいね!
https://b-izu.com/about/

検索

新着記事

人気記事