2017年から日本初として提供して参りました当協会の賠償責任保険は、おかげさまで「フリーランスのお守り」として幅広い職種の方にご好評頂き、2024年7月末現在までに18,372人にご加入頂いてまいりました。
なるべく多くのフリーランスに安心をお届けできるよう、職種や業務実績を問わずご入会頂ける仕組みとしており、会員数の増加とともに事故も多様化しているのですが、大変残念ながら、不正請求が疑われる案件が保険会社より報告されるようになりました。
ごく僅かながらもそうしたモラル疑義案件が発生している状況を重く受け止め、このたび保険会社と当協会の年度契約更新に伴い、保険のあらましが改定されましたので、ご報告申し上げます。
▶賠償責任保険のあらまし(改定日 2024年8月15日)
今後も、職種や実績を問わず多様なフリーランスの幅広いリスクに対応可能な、本当に必要な方を必要な時に十分サポートできる賠償責任保険であり続けられるよう、尽力してまいります。
保険会社の審査もより一層厳格化する可能性がありますが、一般会員の皆様にはご理解とご協力のほどお願い申し上げます。
なお、主な変更点は下記のとおりです。
改定事項
◆全ての補償(業務遂行中の補償、業務結果(PL責任)の補償、受託財物の補償、業務過誤の補償)に共通の修正事項
「保険金をお支払いする場合」の中で、事故の回数の定義を以下の通り変更しました。
【旧】(注2)事故の回数
保険金をお支払いした回数をいいます。免責金額適用により支払いとならなかった場合においても1回とみなします。
【新】(注2)事故の回数
保険金支払いの対象となる損害賠償請求の回数をいいます。免責金額適用により支払いとならなかった場合においても1回とみなします。
◆業務過誤の補償(生産物の瑕疵、偶然な事故による納期遅延、著作権の侵害)のみの修正事項
保険金をお支払いできない場合【経済的損失賠償責任担保追加条項の免責事由】(その1)に、お支払いできない場合⑪と⑫を追加しました。(従前は⑩まで)
【追加】
⑪政府または地方自治体の管轄・運営する補助金または助成金の申請代行業務に起因する賠償責任
⑫広告掲載業務において、被保険者が発注者の依頼する契約条件を超過して広告の掲載を行ったことで発生した損害に起因する賠償責任
お問い合わせ先
今回の改定に関するお問合せは、下記までお願い申し上げます。
賠償責任保険に関するお問合せ
https://www.freelance-jp.org/inquiries/insurance
一般会員規約に関するお問合せ
support@freelance-jp.org
今後ともフリーランス協会へのご賛同を賜りますよう、何卒宜しくお願い申し上げます。