昨日、厚生労働省の主催する「柔軟な働き方に関する検討会」の第1回が開催されました。
検討会の主な目的は、今年3月に働き方改革実現会議で定められた実行計画に基づき、以下の3つを進めることです。
●雇用型テレワークの既存ガイドラインを現状に見合ったものに改訂
※情報通信機器を活用した在宅勤務の適切な導入及び実施のためのガイドライン(平成16年3月策定、平成20年7月に改訂)
●非雇用型テレワークの既存ガイドラインを現状に見合ったものに改訂
※在宅ワークの適正な実施のためのガイドライン(平成12年6月策定、平成22年3月一部改定)
●兼業副業の拡がりを受けた、新たな労働時間管理ガイドライン策定とモデル就業規則の改正
非雇用型テレワークの既存ガイドラインは、発注主と個人の仲介業者となるクラウドソーシングが現在のように一般的になる前に改訂されたこともあり、今回の改訂の焦点は、クラウドソーシングを介して働く人たちの実態を反映することになりそうです。
そして、労働時間管理ガイドライン策定とモデル就業規則の改正も、副業解禁を推し進める大きな一歩になることが期待されています。
フリーランス協会としても、今後の動向を見守っていきたいと思います。
http://www.mhlw.go.jp/stf/shingi/other-roudou.html?tid=482129