11/22(木)アニメーターの井上俊之さん、徳野悠我さんをお招きして、「業界あるある大放出!アニメーター・ゲームクリエイターMEET UP!」を開催。
日本人なら誰もが知っているヒット作の作画監督や原画を担当されているベテランお二人がどのようにキャリアを築いてこられたのか、心身のバランスを保ちながらお仕事を続ける工夫などをお伺いしました。
あくまで実力社会ではあるものの、好きな作品のプロジェクトチームに入るには、自主制作作品をSNSで発信したり、どこの会社でどういう作品が動いているかを業界内の横のつながりで情報収集して売り込みにいくなど、自らアクションをしていくことでチャンスを得られることもあるとのこと。
井上さんは35年、徳野さんは11年のキャリアをアニメーション業界で過ごしてきた中で、「つい最近まで契約書を交わすことが無かった」「被雇用者と個人事業主の違いを知らないフリーランスが沢山いる」という業界あるある話もありました。
また、近年は短いサイクルで大量の作品が生み出されるようになり、人手不足の中で自転車操業的に多忙を極めるクリエイターが増えています。そのような中で、しっかり健康診断に行ったり、万が一体調を崩した時に備えておくことがとても大切だというお話もありました。
モデレーターを務めたフリーランス協会 代表理事の平田からは、フリーランスの法的保護に関する政府内での検討状況やフリーランス協会としての取り組みについて解説がありました。
トークセッションの後は、事務局長の中山よりフリーランス協会のご紹介をさせて頂き、
ベネフィットプランに関する質疑応答を損保ジャパン日本興亜保険サービスの松山さんにお願いしました。
沢山のご質問を頂戴して、クリエイターの皆さんのベネフィットプランに対する関心の高さを実感しました。
アニメーションやゲームへの飽くなき情熱や創作意欲を持って、世界に誇るお仕事をされているクリエイターの皆さんに、安心してお仕事に邁進して頂けるよう、今後もベネフィットプランの提供や政策提言を続けてまいります。
イベント詳細はこちら