3/6放映 | TBS NEWS23
新型コロナ補償の対象外 フリーランス悲鳴
新型コロナウイルス感染拡大を受けたイベント自粛要請、休校要請に伴うフリーランスの苦境について、特集が組まれました。
文書による契約締結の徹底、雇用保険や労災保険、傷病手当金といったセーフティネットの整備など、従来からフリーランス協会でも訴えてきたフリーランスの課題が、このような緊急時においてもフリーランスがセーフティネットからこぼれてしまう要因となっています。
Twitterでは自己責任論も飛び交っていましたが、今回のケースは自身の仕事ぶりや意思とは関係なく、政治判断により日本全体でイベント自粛、休校をという要請が出て、多くの人が感染拡大防止のためにそれに答えたという状況です。不可抗力で仕事を断たれた人たちを、自己責任と非難するのはいささか乱暴なように感じます。
フリーランスに限らず、観光業界、飲食業界、興行業界など、甚大な被害を受けている自営業者はたくさんいます。フリーランスを含む中小零細事業者にとって、2週間~1か月分の収入損失が生活を直撃するケースも少なくありません。
短期的には政治判断による救済措置を、長期的には働き方に中立なセーフティネットの整備を、政府にご検討いただきたいと思います。
こちらの記事も併せてご覧ください。
【放映概要】
掲載日:2020年3月6日(金)
媒体: TBS NEWS23