フリーランス協会、サイボウズとkintoneの新たな活用可能性を実証実験
-組織の枠を超えたボーダレスなプロジェクトチームでの活用に挑戦-
もともとグループウェアというものは、法人単位での導入を前提として利用するものですが、自社で設備を設置しないクラウドサービスで提供しているkintoneを使い、三社は共同で、従来の組織の枠を超えたボーダレスなプロジェクトチームにおける、kintoneの新たな活用可能性を実証実験してまいります。具体的には、特定組織に属さず活動するフリーランスに対して、賠償責任補償、所得補償、福利厚生、事業支援ツールなど、さまざまなベネフィットを迅速に提供するために、フリーランス協会事務局と損害保険会社、福利厚生サービス会社、会計サービス会社、金融機関などがkintoneを通じて協働いたします。運用される事例は、今後、公開の予定を目指します。
※1 kintone(キントーン)は、開発の知識がなくても自社の業務に合わせたシステムをかんたんに作成できる、サイボウズのクラウドサービスです。業務アプリを直感的に作成でき、チーム内で共有して使えます。社員間のつながりを活性化する社内SNSとしての機能も備えているため、スピーディーに情報共有ができます。 https://kintone.cybozu.com/jp
■サイボウズ株式会社 代表取締役社長・青野 慶久様からのコメント
サイボウズは「100人いたら100通りの人事制度があってよい」という働き方を支援する人事制度を運用しています。それと同じように、社会にも多様な働き方があって良いと思います。誰もが自分らしく働ける社会の実現に向けたフリーランスをサポートする協会の活動に共感します。そのサービス提供のためにサイボウズのkintoneを利用した組織を超えたチームワークが、フリーランスの皆さまに対してより良いサービス提供ができることを期待しております。
■背景
サイボウズは自社製品を通じ、企業の業務効率化や働き方改革を推進。自社においても副業解禁、副業社員の採用など、働き方改革を積極的に進めています。
一方、フリーランス協会は多様な専門性を持つフリーランス&パラレルワーカーから成る事務局が、多様なプロジェクトやイベントを運営し、賛助企業と協業してベネフィットプランを提供しています。ラフノートのメンバーも事務局の一員として、フリーランス協会が掲げる「ワーカーが主役のゆるやかでオープンなプラットフォーム」を実現するための理想的なシステム基盤を構築しようとしています。
今回、フリーランス協会は、組織を超えた事務局の業務効率向上と協会活動の更なる活性化のために、サイボウズと協働し、かつ2018年5月末まで無償提供されるkintoneのライセンスを利用して、事業化と事例の公開を目指します。
■サイボウズ株式会社について
「チームワークあふれる社会を創る」を企業理念におき、1997年の創業以来一貫して組織のチームワーク向上を支援するツールを開発·販売を手がける。企業内の情報共有を実現する「サイボウズ Office」「ガルーン」、プログラミング知識がなくても業務に必要なアプリを開発できる「kintone」、メール共有サービス「メールワイズ」、無料グループウェア「サイボウズLive」の5製品を主力に展開し、現在国内700万人のお客様が利用。
·会社名 :サイボウズ株式会社
·代表取締役社長:青野 慶久
·設立日 :1997年8月8日
·事業内容 :グループウェアの開発、販売、運用
·URL :https://cybozu.co.jp
■一般社団法人プロフェッショナル&パラレルキャリア・フリーランス協会について
個人と企業が連携した国内初のフリーランス支援組織(非営利)。①互助の場づくり(コミュニティ形成、スキル&キャリアアップ支援)、②共助の仕組みづくり(ベネフィットプランの提供)、③公助への働きかけ(実態調査に基づく政策提言、官民連携施策)を活動の柱とする。一人ひとりが自分らしい働き方を選択できる社会を実現することを目指す。メルマガ会員数3000名、賛助企業57社。(7月末現在)
·法人名 :一般社団法人プロフェッショナル&パラレルキャリア·フリーランス協会
·代表理事:平田麻莉
·設立日 :2017年1月26日(同年4月20日に一般社団法人化)
·事業内容:フリーランスの支援活動全般
·URL :https://www.freelance-jp.org