フリーランス協会では、フリーランスの活躍の場を広げるため、プロ人材・副業人材活用について企業向けに啓発活動を行い、人材探しの相談窓口「求人ステーション」を運営しています。
おかげさまで全国さまざまな場所で、自治体や商工会議所、プロフェッショナル人材戦略拠点などからセミナーのご依頼を承り、求人ステーションの担当コンシェルジュが奔走しています。
今回その一例として、一般社団法人神戸市機械金属工業会 青年経営研究会にて開催頂いたセミナーの模様をご紹介します。
今回講師を担当したのは、求人ステーションの統括コーディネーターを務める葛谷で、「事例で学ぶ!プロ人材・副業人材活用のツボ」というテーマでお話ししました。皆さん元気でとても熱気のある会場で、28名の方が参加してくださいました。
「人材が足りてない企業さんありますか?」との問いかけをさせていただいたところ、7割くらいの方が手を挙げていました。やはり人材不足に悩む企業が多いようです。
プロ人材・副業人材とは?現状は?雇用などとの違いは?などの概要のほか、参加者の皆さんと親和性のある地元神戸の製造業などの事例を7つご紹介させていただきました。活用場面も新規事業から新卒採用強化、事務代行など多種多様です。
「こういった場面で困ることありますよね?」との問いかけに大きく頷く姿も見られました。
また活用を失敗するパターンも自らの事例を交えてお伝えした後、活用成功のポイントをご説明。
そして報酬や契約・法律、リスク等活用にあたって皆様が気にされる箇所や、人材との出会い方についてもお話しさせていただきました。
質疑応答では、たくさんのご質問が。
「販売を依頼する場合、報酬の支払い方にはどういった事例がありますか?」
「その補助金は、クラウドソーシングや友人に依頼した場合などでも適用できますか?条件はありますか?」
「課題の整理が難しくできていないのだが、求人ステーションにはどの程度クリアになってから相談するのが良い?」
「新規事業の構想はあるが、知識も人材もいない。どうすればいい?」
当協会ではこうしたフリーランス人材活用のセミナーを7年前から行っているのですが、昨今は会場から頂く質問が増えて前のめりな姿勢を感じるだけでなく、質問の解像度も上がってきていると感じます。
雇用での人材採用に課題を感じている企業様に、良くも悪くも圧倒的買い手市場であるフリーランス活用という選択肢を知って頂き、課題解決や事業成長にお役立て頂けると嬉しいです。
神戸市機械金属工業会青年経営研究会の皆様、このような機会をいただきありがとうございました!