2024年5月12日放映 |ABEMA的ニュースショー
スキルマーケットで脚本草案を購入したという謎解き劇に、複数のミステリー小説からの盗用が指摘され、公演中止に追い込まれた件について、代表理事の平田がコメントいたしました。
<コメント要旨> どんなクリエイターであっても、先人に学び、外部からの情報や刺激を受けながら作品を生み出しているので、スキルマーケットや生成AIの利用も今の時代ならではのインプット方法としてあり得るだろうし、それ自体が悪手ということではない。 得たヒントやアイディアを、いかに今までにない形で組み合わせていくか(イノベーションの概念の提唱者シュンペーターの言う「新結合」)に、クリエイターのオリジナリティが問われ、腕の見せどころとなる。 作品の数は世の中に無限にあるので、全てを自分が把握して類似性に気づくというのはなかなか難しいが、自分が浴びた情報に対し、しっかり審美眼を持って取捨選択する目を持つことが大事ではないか。 「自分の作品が盗作されているかもしれない」と気になる方は、文化庁の相談窓口で、弁護士に無料で法律相談ができるので活用していただきたい。 |
文化芸術活動に関する法律相談窓口(文化庁)
https://www.bunka.go.jp/seisaku/bunka_gyosei/kibankyoka/madoguchi/index.html
番組は、5/18(土)まで視聴できます。(該当コーナーは1:17:21〜)
ABEMA的ニュースショー│スキルマーケットで草案募集 クリエイターの倫理観とは
https://abema.app/BNTs
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・回答URL:https://questant.jp/q/chitekizaisanken_2024
・調査対象:フリーランス(個人事業主、法人経営者、委託就労者、すきまワーカー、副業従事者を含む)
・回答期限:2024/5/31(金)23:59
・回答目安時間:約3分
・調査主体:一般社団法人プロフェッショナル&パラレルキャリア・フリーランス協会
※アンケートは匿名回答です。情報源の秘匿は厳守されます。
【掲載概要】
発行日:2024年5月12日
媒体: ABEMA的ニュースショー