フリーランス協会では、フリーランスの活躍の場を拡げるというミッションの下、2018年度から一貫して、経済産業省 関東経済産業局の中小企業向け人材確保事業に協力して参りました。フリーランス(副業・兼業)をはじめとする外部人材活用に重きを置いていた時期を経て、2021年度には副業・兼業人材活用に限らず、より包括的に地域の人材不足を解決していく「地域の人事部」構想が生まれ、2022年度から2025年度までは3カ年計画で、8地域を対象に「地域の人事部構築実証事業」が行われました。
この間、当協会代表理事の平田が有識者として、事業の検討会や情報共有会などに毎回参加してきたほか、外部人材活用ガイダンスや事例集の作成に携わったり、「複活」の参加者募集の広報周知協力などを行ってきました。
段階的に事業の名称は変わりながらも、関東経済産業局の取組みにより、関東圏の地域企業において、副業・兼業人材をはじめとする多様な人材活用の取組みが少しずつ拡がり、地域経営者や地域支援機関の意識が変化してきていることを実感しています。また、「地域の人事部」は、今や関東に限らず、経済産業省の事業として、全国に拡がっています。
そしてこのたび、8地域で行った3カ年の「地域の人事部構築実証事業」の集大成として、「地域の人事部モデル事例集」が公開されました。各地域の支援体制・事業の変遷、取組のポイントや課題への対応などの成果・ノウハウがまとまっています。
フリーランス人材の受け入れに取組む地域事例について知りたい方は、ぜひご一読ください。



