ウーマン・オブ・ザ・イヤー2020受賞の御礼

今日はこのような映えある機会を頂き、まずは審査員の皆様、日経BPのご関係者の皆様に心から御礼申し上げます。

フリーランス協会を立ち上げたのは2017年1月です。
これまで3年間、なんで1円ももらわずにボランティアでそんなことやってるんだ?動機が見えなくて怪しい!政治家にでもなりたいのか?と何度も言われてきました。
母が議員だからそんなふうに思われるのかもしれませんが、キャリア自律にこだわりがあるので多数決にキャリアを委ねる政治家には全くもって向いていないと思います(汗)
ウーマン・オブ・ザ・イヤーを獲るため?!もちろん受賞は有難いけれど、それも違います(笑)

では、なぜか。それは非常にシンプルです。
売れないアーティストがお金にならなくても絵を描き続けたり、路上で歌を歌い続けたりするのはなぜでしょう?あふれる創作意欲を止められないからですね。
私もそれと同じなんです。

私の情熱は広報や事業創出にあります。その活動を通じてちょっとずつライフスタイルや価値観が変わっていったり、少しでも社会的に良いインパクトを生み出したりできたら、それは私にとっては「作品」であり、何よりエキサイティングだし、歓びです。

フリーランス協会は、ある意味誰にも頼まれてないのに、勝手に自主プロジェクトとして、フリーランスのインフラを作り、フリーランスのPRを始めたようなものです。
こういう仕組みを作ったらあんなことができるんじゃないかとか、こうしたら世の中がざわつくんじゃないかとか、溢れ出るアイディアを次々と実行していけるのが、ただただ楽しくたまりません。

本来、働くってそういうことだといいなと思うのです。食べていくためだけでもなく、世間体のためでもなく。
自分なりの工夫や挑戦を重ねて、昨日の自分よりちょっとうまくできるようになった、スムーズにこなせるようになった、少し達成感を得られた、一緒に頑張った人と何かを分かち合えた、というささやかな幸せ。
今の社会の仕組みだと、人間の一生の中で働く時間が最も長いのです。もちろんお金を稼ぐことも大切だけど、せっかくならそうやってちっちゃな喜びを積み重ねながら働けたら楽しいと思いませんか。

フリーランス協会が掲げている「誰もが自律的なキャリアを築ける世の中へ」と言うビジョンは、そんな世界を目指しています。
もちろん働く事は楽しいことばかりではないので、大変なこともいっぱいあります。だから私は「好きを仕事に」と言う言葉が、好きなことだけやっていれば良いと言うふうに使われるのはあまり好きではありません。
しかし、誰かにやらされた仕事と思ってやるより、自分で主体的に取り組んでいる仕事、自分ならではの仕事だと思って取り組むと、毎日がもっと彩り豊かになると思うのです。

だから必ずしもみんなフリーランスになってほしいと言うことではなく、会社員でもフリーランスでも専業主婦でも、毎日自分が取り組んでいることを、自分ならではのアイディアやちょっとした工夫で、変化を感じながら楽しめるようになったらすごくいいなぁと思っています。

Special Thanks

そんなこんなで、私が溢れる「創作意欲」に任せてノリと勢いと勝手な使命感で立ち上げた活動でこんなふうに表彰していただくのは恐縮すぎるのですが、この協会の活動が生み出したインパクトが少しでもみなさんのお役に立てているとしたら、それは当然ながら、私だけではなくチームみんなの成果です。

フリーランス協会は、42人の事務局メンバーで運営していますが、私を含め全員が複業、ほぼ全員がプロボノで、多様なスキルや知見を提供してくれています。みんな、社会を良くしていきたいという想いが溢れちゃって、じっとしていられなかった人たちです。
そんな風に言うと「いやいやマリさんに目を付けられ無茶振りされて、気付いたら巻き込まれていた被害者だ」と言う声があるかもしれませんが(笑)、みんな本当に優秀で、それぞれが持つ専門スキルを惜しみなく協会の活動のために発揮しながら、ビジョンミッションの実現に向けて自走してくれる、自慢の仲間たちです!(今はそれぞれのキャリアの飛躍により事務局を離れた初年度理事の西村創一朗くん、潮田さん、二年目理事の内藤博之も、協会を支えてくれた功労者であります!)

フリーランス協会の活動を意味あるものにしてくれているのは、事務局メンバーだけでなく、17,000人の個人会員の皆様でもあります。フリーランス協会は「小さな声を大きな声へ」のスローガンの下、フリーランスのリアルな声を世の中へ届ける趣旨で設立しました。フリーランス白書をはじめ様々な実態調査を行っているのですが、アンケートに回答、拡散してくださる個人会員の皆さんの総力がデータとなって、政策提言につながっています。
また、フリーランス協会は会費収入で運営している非営利団体なので、ベネフィットプランを使ってくださる3,200人の一般会員の皆様の会費のお陰で成り立っています。協会を信頼し、声や会費を託してくださって、本当にありがとうございます。

200社を超える法人会員の皆様も、協会のビジョンや活動に共感し、フリーランスに欠かせないインフラになりつつあるベネフィットプランの提供をはじめ、様々な形で協業・応援してくださって、心から感謝しています。
中でもこの場を借りて御礼申し上げたいのは、チーム損保ジャパンの皆さんです。今回の選考にあたり、審査員でライフネット生命創業者の出口治明さんが、賠償責任保障フリーガル(報酬トラブル弁護士費用保険)を作ったことを高く評価してくださったと伺いましたが、それは損保ジャパンさんの共感と情熱無くしては実現しませんでした。不可能を可能にする知恵と知識と調整力を駆使して、私の無邪気な無茶振りに応えてくださり、チーム一丸となって運用を支えてくださっています。賠償責任保障は共同保険なので、東京海上日動さん、三井住友海上さん、あいおいニッセイ同和損保さんにも心強いバックアップを頂いております。いつも本当に感謝、深謝です。

8名のアドバイザリーボードの先生方も、労働法やキャリアデザイン、越境学習、ダイバーシティなど多彩な専門的見地から折に触れて貴重なご助言をくださっています。石山恒貴先生、大内伸哉先生、治部れんげさん、白河桃子さん、高橋俊介先生、中西穂高先生、花田光世先生、柳川範之先生…まだ協会が海のものとも山のものとも分からないヨチヨチ歩きの頃から、惜しみなくご自身のクレジットを協会に貸してくださり、大いに励まし後押ししてくださって、なんと御礼を言ったら良いのやらです。

また、私がプロボノでフリーランス協会の活動に集中できている背景には、私を信頼して安定的にお仕事をくださっているケースライティングやPRのクライアントたちの存在があります。もう10年来の長いお付き合いの企業もありますが、突然思い立って始めたフリーランス協会の活動についても理解し、応援していただいて、幸せ者だなぁと思います。
特に、同志のビジネスパートナーでもあり、親友でもあり、家族ぐるみの付き合いでもはや親戚でもあり、我が家の胃袋も支えてくれているタサン志麻さん。Merci mille fois!

そして、感謝すべき人は誰かと問われたら、身内で恐縮ながら、母を挙げずにはいられません。実は、フリーランスという働き方も、カンガルーワークも、二拠点ワークやワーケーションも、全て私が小さい頃から私の母が実践していたことです。私はその背中を当たり前のように見て育ったお陰で今があるのですが、転勤族の父の妻としてキャリアが何度も分断される中で、道無き道を試行錯誤して切り拓いてきた母の生き様や創意工夫は、自分も母親になった今だからこそ余計に尊敬します。背中を見せてくれてありがとう。さらに、私が夜のイベントや出張の際には、自分も仕事がある合間を縫って子どもたちのケアをしてくれて、もう頭が上がりません。子どもたちも、元気に明るくスクスクと育ってくれて、いつも素晴らしい笑顔やお手伝いに助けられていますよ。ありがとう。

それから、今の私があるのは、神様に与えられた命を社会のためにどう使うか考えなさいと日々説いて育ててくれた福岡雙葉の先生&シスターたち。BILCOMで今の自分の糧となる様々なスキルを鍛えてくれた太田滋さん、鳥潟幸志さん、前田真也さん、K兄。フリーランスとして働く扉を開いてくださったKBSの河野宏和先生。プラットフォームやシェアリングエコノミーについておそらく国内で最も早い段階でキャッチアップさせてくださった博士課程主査の國領二郎先生。そして、人生の恩師である構想日本の加藤秀樹先生。ワタクシハ ミナサンノ DNAデ デキテイマス。

そしてそして、嬉しいときも悲しいときも、健やかなるときも病めるときも、近く&遠くから見守り、励まし、支えてくれる友人たちにもありがとう!

…と、御礼を言いだしたらキリが無くなってしまうのですが、本当に沢山の人々のお陰でこのような賞を頂くことができたと思うと、感無量です。

あらためまして、この受賞は、支えてくださっている皆さんのものです。
本当にありがとうございました&これからも地道に精進しますので、引き続きどうぞよろしくお願いいたします!

P.S.

私がいつも自分の見た目に無頓着すぎるため、今週のマネ会で「マリさんどうせ何も考えてないからヘアメイクを手配しておいた方が良いんじゃないか」と議題に挙がっていたらしいというのが今回のハイライト(。-∀-)もちろん図星で、この私が張り切って事前に恰好について考えたりするはずもなく(笑)

ヘアメイクとかそんな柄じゃないので丁重にお断りしましたが、いつも私の至らなさをカバーして世話を焼いてくれる愛すべき相棒で千手観音の事務局長 綾子さん、これは本当は綾子さんと連名の受賞だと思う。
そして、コミュマネとして協会のあらゆるプロジェクト&チーム&HUBの潤滑油として細やかなサポートをしてくれている明子さんも頭が上がりません!
これからも至らない私なので、よろしくです。

※本文は、授賞式でのスピーチに加筆したものです。私はともかく、大賞を受賞されたサンリオエンターテイメント代表取締役社長の小巻亜矢さんのスピーチが感動的過ぎるので、宜しければ動画もご覧になってくださいm(_ _)m

▼表彰式、トークセッションの中継動画▼
表彰式 https://www.youtube.com/watch?v=Wlu3DITn77U
トークセッション https://www.youtube.com/watch?v=pR854xss9_M

▼日経BPニュースリリース▼
日経ARIA https://aria.nikkei.com/atcl/column/19/011800040/112800025/
日経BP社 https://www.nikkeibp.co.jp/atcl/newsrelease/corp/20191129/

世界のKonmariさんとダブルマリショット。身長が147cmで一緒だったけど、顔の大きさが全然違う(^^;
全国各地から授賞式に駆けつけてくれた事務局リーダーズ。この賞はみんなのもの! (招待人数に限りがあったため、悪しからずgirls only)

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