【プレスリリース】「フリーランス白書2019」フリーランスと会社員のワークエンゲージメントに大きな差 フリーランスマッチングサービスのカオスマップも初公開

「フリーランス白書2019」を発表

フリーランスと会社員のワークエンゲージメントに大きな差
フリーランスマッチングサービスのカオスマップも初公開


フリーランスとパラレルワーカーの支援を行う非営利団体「一般社団法人プロフェッショナル&パラレルキャリア・フリーランス協会」(東京都中央区、代表理事 平田麻莉、以下「フリーランス協会」)は、フリーランスと会社員に対する実態調査を行い、その結果を「フリーランス白書2019」としてまとめ、本日公表いたします。

今年の調査では、昨年と同様の設問の定点観測に加え、法政大学大学院政策創造研究科石山恒貴教授に監修を依頼し、ワークエンゲージメント(仕事に対する熱意)やキャリア自律に関するフリーランスと会社員の比較分析を行いました。その結果、会社員の平均値は先行研究とほぼ同等でしたが、フリーランスの平均値は従来の日本人の数値に比べてかなり高く、国際比較における欧米諸国の水準と遜色ないことが分かりました。

また、フリーランスを活用している企業および、フリーランスのジョブマッチングを手掛けるエージェントやプラットフォームへのヒアリング調査に基づき、企業がフリーランスを効果的に活用するためのポイントと、フリーランスマッチングサービスのカオスマップも掲載しました。

■「フリーランス白書2019」について
<目次>
第1章 はじめに
第2章 調査結果(フリーランスパネル、会社員パネル)
第3章 フリーランスと会社員の比較(勤務時間、収入、満足度、スキルに対する意識、 ワークエンゲージメント、キャリア自律、専門性コミットメント)
第4章 フリーランスの課題
第5章 企業がフリーランスを効果的に活用するために(フリーランスマッチングサービス カオスマップ)
第6章 おわりに

「フリーランス白書2019」プレスリリース

「フリーランス白書2019」概要

・「フリーランス白書」本文

■引用・転載にあたってのお願い
本調査結果は、下記条件に基づき、ご自由に引用・転載いただくことができます。
必ず下記のクレジットを表記の上、当協会事務局へ掲載報告をお願いします。
一般社団法人プロフェッショナル&パラレルキャリア・フリーランス協会「フリーランス白書2019」
※条件詳細は、白書本文P.3をご確認ください。
[取材申込み、ご質問等のお問合せ先]
一般社団法人プロフェッショナル&パラレルキャリア・フリーランス協会事務局
pr@freelance-jp.org

 

■フリーランス白書2019ハイライト①ワークエンゲージメント

・これまで様々な国際比較調査において、日本人のワークエンゲージメントは、他国に比べ、低いとされていました。 今回の調査で、会社員の平均値は過去調査と大きな差はありませんでしたが、フリーランスの平均値は従来の日本の数値に比べてかなり高く、国際比較における欧米諸国の水準と遜色ないことが分かりました。

・ワークエンゲージメントを高める要因として、会社員・フリーランスともに、自らの専門性について意識すること、職業的自己イメージを有すること、主体的にキャリア形成することという3点が影響していることが分かりました。加えて、フリーランスの場合は、キャリア形成は自己の責任だという認識を有することも、ワークエンゲージメントを高めていました。

※ワークエンゲージメントの尺度は、ユトレヒトワークエンゲージメント尺度短縮版の日本語版(Shimazu et.al, 2008) の9項目(7件法、ただし6点が最大値)を使用
※キャリア自律は、能動的に自分の意思で自律的にキャリアを形成することを示すという堀内・岡田(2016)の概念と、その心理的要因を測る3つの下位尺度(職業的自己イメージの明確さ、主体的キャリア形成意欲、キャリアの自己責任自覚)を使用
※専門性コミットメントの尺度は、個人において、深めていく専門性の領域が明確で、高めるための計画があり、努力を惜しまないという、自らの専門性へのコミットメントの程度を示す山本(2014) の尺度を使用

 

■フリーランス白書2019ハイライト②フリーランスと会社員の年収比較(勤務時間別)
・フリーランスと会社員における労働時間と収入の関係を見ると、会社員は勤務時間の違いによらず過半数が年収200~600万円でした。一方、フリーランスは働く時間により収入が左右される程度が会社員より大きくなりました。
・いわゆる標準的なフルタイムワーカー(月平均勤務時間が140時間以上200時間未満)の年収分布は、会社員とフリーランスで大きな差はありませんでした。フルタイムワーカーおよびハードワーカー(月平均勤務時間が140時間以上)の場合は、年収が600万円以上と答えたフリーランスは4~5割に上るのに対して、会社員は2~3割でした。
・フルタイムでない(月平均勤務時間が140時間未満)場合、年収が200万未満と回答したフリーランスは約3~5割に上るのに対して、会社員は10数%にとどまりました。

 

■フリーランス白書2019ハイライト③フリーランスの課題
・「フリーランスや副業をするといった新しい働き方を日本で選択しやすくするためには、何が必要だと思いますか?」という設問に対しては、「出産・育児・介護などのセーフティネット」(63.%)、「健康保険組合」(59.6%)、「厚生年金」(52.0%)、「労災保険」(45.9%)などライフリスクに関する項目が上位を占めました。
・そのほか、人材活用を行う企業への理解を求める声や、ビジネストラブル対策を求める声も、4割以上の回答者から挙がりました。

 

■フリーランス白書2019ハイライト④フリーランスマッチングサービス カオスマップ
・今回の白書では、フリーランスと企業とのマッチングを行っているエージェントやプラットフォーム各社にも企業がフリーランスを効果的に活用するためのポイントを調査し、企業がフリーランスを効果的に活用するための8つのポイントを整理し、掲載しました。
・フリーランス人材と企業とのマッチングを行うエージェントやプラットフォームは近年増加傾向にありますが、各社毎に職種や業務内容など得意とする領域がそれぞれ異なるため、カオスマップを作成しました。

 

【一般社団法人プロフェッショナル&パラレルキャリア・フリーランス協会】

フリーランスとパラレルワーカーの支援を行う非営利団体。「誰もが自律的なキャリアを築ける世の中へ」というビジョンを掲げ、自分の名前で仕事をしたい人のためのインフラ&コミュニティとして、2017年1月の設立以来活動を続ける。年会費1万円で賠償責任補償や所得補償制度、各種優待が使えるベネフィットプラン(福利厚生制度)の提供のほか、キャリア支援プロジェクト、ジョブ創出プロジェクト、パーソナルスコアリングプロジェクト、地方創生プロジェクト、子育て支援プロジェクト、フェアパートナーシッププロジェクトなど、様々なプロジェクトが進行し、実態調査や政策提言、多彩なイベント運営等を行っている。
フォロワー総数11,300名、一般会員数1600名、賛助企業120社。(2019年2月現在)
『フリーランス&“複”業で働く! 完全ガイド』(日本経済新聞出版社)が好評発売中。

 

 

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