小規模事業者って言葉、ピンと来ます?

プロフェッショナル&パラレルキャリア・フリーランス協会 代表の平田です。
これからたまにブログを書くことにしました。乱文ですが、お付き合いくださいませ。(三日坊主になったらごめんなさい。)

5月17日に、中小企業政策審議会 小規模企業基本政策小委員会が開催されました。
小規模事業者を支援するための小規模企業振興基本計画は、5カ年単位で計画されるのですが、今年はその見直し年度にあたります。

と、その前に。
小規模事業者って何?フリーランスと関係あるの?って思った方、多いと思います。

ですよね、ピンと来ないですよね。
実はですね、私たちフリーランスって、統計上は「小規模事業者」と呼ばれています。

中小企業政策審議会小規模企業基本政策小委員会(第10回)配布資料「資料3:小規模事業者政策について」より

 

この類型でいうところの、左の2種のフリーランス(経営者と個人事業主)が小規模事業者にあたります。

「プロフェッショナルな働き方・フリーランス白書2018」より

 

そんなの知ってるし!という方もいらっしゃいますかね。それは大変失礼しました。

でも、言葉の響きからして、自分たちとは関係ない、どこかの中小企業の話だと感じるフリーランスの方も多いのではないでしょうか。

私自身も協会を設立するまで正直ほとんどご縁がなかったのですが、地域の商工会議所や商工会などに行けば、フリーランスも使える補助金や教育支援制度について親切に教えてもらえます。
ピンと来ないから知らないだけで、実はフリーランスも使える支援制度はたくさんあります。
フリーランスの退職金制度と言われ節税効果も高い小規模企業共済などは、既にご存知の方も多いかもしれませんね。

そういうわけで、このたび、中小企業政策審議会の臨時委員を拝命しました。
これから半年ほどかけて、来年以降の5カ年の小規模企業振興基本計画が検討されていきます。

全国の自治体や企業から錚々たる方々が集まる中、私が末席を汚させていただくことになった背景には、フリーランスが1100万人を越えて増加していく中で、フリーランスの声を拾い、フリーランスにしっかりリーチできる支援策を整備していきたいという中小企業庁の想いがあると受け止めております。

初回の委員会では、私からは以下の2点をお話しさせていただきました。

・小規模事業者向けの支援施政策をせっかく色々とご用意いただいているが、残念ながらフリーランスには「小規模事業者」という言葉に馴染みがないため当事者意識が薄く、届いていない。
フリーランスにも伝わる発信の方法や、フリーランスのニーズに合致する支援策について、一緒に考えさせていただきたい。特に、フリーランスはスキル開発、キャリア開発に自己投資が必要なので、会社員向けの職業訓練給付金に代わるような支援策はニーズがある。

・フリーランスに必要な社会保障や支援の整備については、労政審でも議論していただいている。こちらの審議会では、他の小規模企業の皆さまの人材不足や事業承継の問題解決に、私たちがどうお役に立てるかという視点で参加させていただきたい。それが結果として、フリーランスのジョブの受け皿を作る(フリーランス人材の活用促進)ことに繋がると考えている。
昨年度に福岡市、福岡商工会議所と開催してきたプロフェッショナル人材活用の啓発セミナーや、萩市で行ったワーケーション合宿(地元企業様にとってはフリーランスのお試し活用)のような施策を、引き続き様々な自治体と一緒にやっていきたい。

今後のアジェンダは既に決まっているので、どこまでフリーランスに関する議論がなされるか未知数ですが、委員長の寺岡 寛 先生(中京大学経営学部 教授)を始め、熱心に耳を傾けてくださった方が多く、有難かったです。

引き続き、微力ながら精一杯務めて参りたいと思います。

 

 

 

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