フリーランス協会のアドバイザリーボードとしてお世話になっている神戸大学の大内伸哉教授から、新刊『会社員が消える 働き方の未来図』を送っていただきました。
大内先生をお招きして開催したプレスラウンドテーブルや、弁護士会シンポジウム等で、フリーランス協会が行ってきた問題提起と課題にも触れていただき、大変有り難いです。
※大内先生が引用くださった資料はこちら
健康、出産、介護といった「ライフリスク」に関しては働き方に中立な社会保障制度(セーフティネット)を整備してもらいたい。
契約書締結の拒否、報酬未払い・遅延、ハラスメントといった「ビジネストラブル」は本来取引においてあるまじきことなのでルールメイキングが必要。
こうしたメッセージは、雇用類似の働き方に関する検討会、労働政策審議会基本部会(議事録はこちら)など、様々な政策検討の場でお話しさせて頂いたり、
フリーランスと経営者の妊娠・出産・子育てに関する緊急アンケート調査に基づく13900名の署名の厚労省への提出という形で発信して参りました。
最近ですと、年始の読売新聞朝刊のコラムでも言及させていただきました。
こうした地道な活動と、社会的な機運の後押しもあり、
2月末には自民党の「人生100年時代戦略本部」(座長:小泉進次郎 衆議院議員)にて、
3月には厚生労働省の「働き方の多様化を踏まえた社会保険の対応に関する懇談会」にて、
政策提言の機会をいただいています。
今すぐダイナミックに変わるというものではなく、慎重な議論を重ねていくことが必要なテーマではありますが、
会員の皆様からお寄せいただく声に基づき、多様なフリーランスの拡声器として引き続き頑張っていきたいと思います。
いつも応援してくださる皆様、ありがとうございます&これからもどうぞよろしくお願いいたします!